写真家秦達夫写真展「風光の峰 雲上の渓」黒部源流の山々

Tatsuo Hata Photo Exhibition

Aug 30- Sep 11|2023


写真家秦達夫写真展「風光の峰 雲上の渓」黒部源流の山々

関西の皆様こんにちは!写真家の秦です。今回は MAG 南森町アートギャラリーさんをお借りして「「風光の峰 雲上の渓」黒部源流の山々写真展を開催いたします。僕が 8 年に渡り通い続けた山域の写真展です。93日(日)10 日(日)には今回使用している OM SYSTEM の紹介セミナーを開催いたします。
オリジナルプリントの販売も致します。遊びに来て下さいね。

 

【開催期間】
2023年8月30日(水)〜 911日(月)
11:00a.m.-7:00p.m. ※最終日は5 :00p.m.まで

特別ギャラリートーク/セミナー情報:
・日時: 93日(日)、910日(日)
それぞれ11:30-12:3014:30-15:30 (12回、計4回開催)

・内容:「山風景とOM SYSTEMの親和性のお話し@写真家秦達夫」と題し、秦 達夫氏が写真展の作品についての解説を行います。
後半10分はOM SYSTEM スタッフによる製品の紹介。実機も展示・ご案内予定。

・場所: MAG南森町アートギャラリー 2階セミナールーム
・参加費: 無料

注意事項:
ギャラリートークは席に限りがあるため、早めの来場を推奨します。
混雑時には入場制限がある場合がございます。予めご了承ください。

オリジナルプリント販売:
展示作品のオリジナルプリントを販売いたします。

【会 場】
MAG 南森町アートギャラリー
530-0044 大阪市北区東天満2-10-16 
TEL 06-6353-1866 HP http://mag-osaka.net/
Twitter @magmag_osaka

【詳 細】

写真家 秦達夫オフィシャルサイト (photohata.com)
(9) Facebook

秦達夫
(@tatsuo_hata) • Instagram写真と動画
(6) T TUBE
-YouTube


会場アクセス:大阪メトロ堺筋線・谷町線「南森町駅」3番出口より徒歩約2分、JR「大阪天満宮駅」より徒歩約2分(お車でのお越しの際は近隣パーキングをご利用ください) 


写真展について

大腿筋が痙攣し「なんで、登っているんだろう?」転ぶように座り込んで登ってきた道を振り返る。嘆きと後悔が心を支配していく。しかし、山よりも大きな好奇心と石ころよりも小さいプライドが下山を許 さず、また登り始める。すれ違う登山者は僕の背の85リットルのザックに更に括り付けられた荷物を見 て「何が入っているの?」と話し掛けてくる。力みで震える声で「夢が沢山」とだけ告げる。
今回の舞台、北アルプス黒部山域は鷲羽岳を筆頭に
3000m クラスの山々が連なり光溢れる峰峰だ。源流部はフライフィッシャーマンの聖地である。実は黒部との出逢いはフライフィッシング大好き青年の 「見せたい風景があるんだ」から始まり人の輪によって紡ぐ事ができている。彼は黒部の話になると少年のように目を輝かせた。黒部は訪れた人を虜にしてしまう不思議な力がある。僕の場合は取り憑かれたのかもしれないが。岩魚釣りから始まった山行撮影だから水中の岩魚も撮影したくドライスーツや水 中ハウジングも担ぎ上げた。小屋に押し掛け居候し皿洗いと撮影を繰り返す。そんな僕を受け入れてくれた山の仲間に感謝である。山域によってはテントも必要でザックの膨らみと共に嘆きと後悔が倍増する。 それとは 反比例する好奇心と恋心。下心と言うなかれ複雑な思いが交差した作品群である。そんな僕の笑い話を聞いて欲しいと思うし、山に興味を持つ切掛けの写真展になってくれたら嬉しく思う。


秦達夫プロフィール

長野県飯田市遠山郷(1970/4/20 生)。自動車販売会社・バイクショップに勤務。後に家業を継ぐために写真の勉強を始め自分に可能性を感じ写真家を志す。写真家竹内敏信氏の助手を経て独立。故郷の湯立 神楽「霜月祭」を取材した『あらびるでな』で第八回藤本四八写真賞受賞。同タイトルの写真集を信濃毎日新聞社から出版。写真集『山岳島_屋久島』『RainyDays 屋久島』『Traces of Yakushima』エッセイ『雨のち雨ところによっても雨_屋久島物語』他多数。小説家・新田次郎氏『孤高の人』の加藤文太郎に共感 し、『アラスカ物語』のフランク安田を尊敬している。
日本写真家協会会員・日本写真協会会員・日本風景写真家協会会員・Foxfire フィールドスタッフ・日本写真芸術専門学講師


MAG Minamimorimachi Art Gallery