山下大祐写真展「描く鉄道。again」


Dec 23-28|2021

山下大祐写真展 「描く鉄道。again」

◾️開催期間 : 2021年 12月23日(木)〜28日(火) 10:00a.m.-8:00p.m.(最終日4:00p.m.まで)

◾️会  場 :  MAG 南森町アートギャラリー 大阪市北区東天満2-10-16

        TEL.06(6353)1866 http://mag-osaka.net/  Twitter  @magmag_osaka

【HP】山下大祐 https://www.daisuke-yamashita.com/

 

【ご来場の皆様へ】
会場はアルコール消毒剤の設置、換気、空気清浄を行っております。ご来場の際には手指の消毒、マスク着用のご協力をお願いします。また、ご来場前にはセーフティーガイドラインをお読み頂きますようお願いいいたします。また、展覧会・イベントスケジュールなどは止む終えず延期・中止・変更させていただく場合がございます。HP、お電話にてご確認頂きますようお願いいたします。

 

 

Access 

 

会場アクセス

大阪メトロ堺筋線・谷町線「南森町駅」3番出口より徒歩約2分、JR「大阪天満宮駅」より徒歩約2分(お車でのお越しの際は近隣パーキングをご利用ください)


山下大祐写真展「描く鉄道。again」

昔見たテレビで南米ペルーにあるナスカの地上絵を紹介するのに使われていた「幾何学的」という言葉。意味などろくに調べもしなかったが、私の記憶に残り続ける言葉である。ある日、鉄道を撮る理由を考えることがあった。そのとき頭に浮かんだのがまさにこの言葉だった。私は幼いときから鉄道に幾何学的魅力を見ているのかもしれない。そう思った。しかし鉄道のことを知るほどに、その背景には偶発的な自然があり、鉄道によって豊かなる人がいる。表裏一体の非幾何学の存在を見るのである。ナスカの地上絵にしても表面の砂を少し掘って描いたというではないか。空からずっとカメラを寄せていったとして、乾燥した砂の粒が見えてくるころには、もうその地上絵は幾何学的などとは形容できないだろう。
ようやくわかってきたことは、私が鉄道に感じる幾何学的魅力は相反するものを見出す面白さにあるということ。それを描き表現することの喜びである。

 

  

 


作家紹介

山下 大祐 やました だいすけ

1987年兵庫県出身。
日本大学芸術学部写真学科卒業。2014年からレイルマンフォトオフィス所属。
鉄道広告、鉄道誌、カレンダー撮影等を中心に活動しカメラ誌等で連載執筆。鉄道を舞台に作品作りに注力している。
日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員
201812月 個展「SL保存場」富士フォトギャラリー銀座
20212月 個展「描く鉄道。」オリンパスギャラリー東京

名前の「祐」の字は旧字体「示」に「右」


MAG Minamimorimachi Art Gallery